FX初心者のためのFX講座

FX初心者のためのFX講座」では、FX各社の特徴の比較やFX取引に必要な基礎的知識、用語などを詳しく解説しています。

FX各社の比較

DMM FX

特徴

  • FXの取引でポイントが貯まり、貯めたポイントは「1ポイント=1円」で手軽に現金化することが可能。
  • 「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、申し込みから最短1時間で取引をスタートできる。
  • 便利なクイック入金サービスで約340金融機関対応。「クイック入金」は、取引画面から簡単な操作で契約者の金融機関口座からリアルタイムに資金が移動し、取引口座に入金が反映されるサービスです。
  • FX業界で初めてLINEでの問い合わせに対応。

※DMM FXの特徴は「私が実際に使っているDMM FXの基本情報・特徴」で詳しく解説。

GMOクリック証券

特徴

  • FX取引高世界第一位(ファイナンス・マグネイト社調べ2020年1月〜2020年12月)
  • 使いやすいツールと取引環境が魅力
  • GMOクリック証券はスプレッド、スワップなど全てが最高水準でコストパフォーマンスが高く、全てにおいて評価が高い優良会社
  • プロのトレーダーも唸る高分析ツールと使いやすいシステムが有名で、38種類のチャート分析機能がある「プラチナチャート」を使いたい為に、口座を開設するトレーダーが多い
  • コスト・使いやすさ全てがトップクラスなので、初めてのFX取引には是非お勧めしたいFX会社

ヒロセ通商(LION FX)

特徴

  • オリコン顧客満足度ランキング2年連続1位
  • コストが安いFX会社としてプロトレーダーからも人気のFX会社
  • 充実かつ分かりやすいツールの数々がそろっており、初級者から上級者まで安心して利用可能
  • アプリがiPhoneやiPad、Androidといったスマートフォン、タブレットにも対応

FX用語集

FX口座

FXを始めるためには、口座開設し、入金することが必要。

口座開設のおおまかな流れは以下のとおり。

1.FX業者のサイトで、口座開設申し込みフォームを入力
2.本人確認書類を送付(オンラインでアップロードするのが一般的)
3.審査
4.審査をパスしたら、ログイン情報が付与

初めてFXを行う際に、FX業者がありすぎてどれにするか迷ってしまうことがあるので、そうした場合、判断の指標になるのがこちらです。

■業者の規模、信頼度
上場している会社、名の知れた会社のグループ会社や資本金からある程度自分が選ぶFX業者の信頼性をはかることができます。

■取引手数料、スプレッド
売買に発生する手数料や、買値と売値の差額を指すスプレッドの幅なども判断基準になります。米ドル/円は人気の通貨のため、どのFX業者でもスプレッドは低く、その差はほとんどありません。
将来的に他通貨でも取引を考えている人は、業者ごとに提示する他通貨のスプレッドもしっかり把握しておくと良いでしょう。

■スワップポイント
FXでは、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差に相当するスワップポイントを受け取れます。各FX業者によって、スワップポイントの配当額が異なるので、こちらも業者選びの際に注意しておきたいところです。オンライン上で色々な比較サイトも点在するので、これらも参考にした上で総合的に自分に合ったFX業者選びをしてください。

OCO注文

OCOは、One Cancels the Orderの略で、種類の異なる2つの注文のうち、一方の有利な注文条件が約定したら、もう一方の注文は自動的にキャンセルされる注文方法です。注文は、指値注文でも逆指値注文でも出せます。

OCO注文の有効的な使い方の一例

(例) 1ドル100円でドルと買ったとき、今後の為替の値動きが予測しづらい場合に、「1ドルが103円になったら売り(利益確定のための指値注文)」と「1ドル97円になったら売り(損失防止のための逆指値注文)」の2つを同時に注文しておきます。

こうすることで、円安に向かえば利益が確定し、反対に円高に進めば損失を一定の範囲内に留めることができます。

OCO注文の使いどころは、今後の値動きは予測しづらくて、どうしようかと迷っているときに有効活用できる注文方法と言えます。

相場が上下のどちらに動いても、ある程度安全な取引を行うことができます。

IFD注文

IFD注文は、(If Done)の略で、もし約定したらと言う意味を持った注文方法です。

もし、買いの指値注文が成立したら、その後すぐに売りの指値注文が出されるという方法です。ポイントとしては、1度に新規と決済注文をセットで出すことができます。

IFD注文はこんな時に有効です。

(例) 現在のレートが1ドル100円の場合、98円に下がった時に買い、102円に上がった時に売って利益確定させたい場合に、IFD注文が役に立ちます。

このIFD注文を使うと、 @の注文が成立した時点で、自動的にAが注文される仕組みになります。逆に言うと、@が成立しないとAの注文は発動しません。 IFD注文の使いどころは、上昇中あるいは下降中の為替トレンドがある程度定まっているときが有効です。

IFO注文

IFO注文は、If DoneとOne Cancels the Orderの略で、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

IFD注文で出来る決済注文は1つで、OCO注文は1度に2つの決済注文が可能なので、両者の特徴の併せ持つIFO注文では、合計3つの注文を一度に出すことができます。

IFO注文ではこんなことができます。

(例) 現在のレートが1ドル110円の場合、1ドル109円になったら買いの指値注文を出し、それが約定したら、1ドル111円で売りの指値注文(利益確定)、1ドル108円で売りの逆指値注文(ロスカット)の注文を出します。

こうすることで、買いのタイミングを逃さないだけでなく、円高円安のどちらに動いても、自動的に対処してくれます。

IFO注文は、利益確定と損切りの決済注文を同時に出すことができ、決済も自動で行われるので、常にパソコンをチェックできない場合などに便利な注文方法と言えます。

指値注文

指値注文とは、投資家があらかじめ希望する売買レートを指定するもので、実際のレートが指定水準に達すれば取引が成立します。

指値注文のメリットは、あらかじ約定する値段が分かっている時に有効です。

逆指値注文

指値注文に対して、現在の値段より不利な値段を指定する注文方法を逆指値注文と言います。

現在よりも価格が上がったら買い、価格が下がったら売ると言う注文方法のため、相場が思惑通りに動かない時に、活用することで、リスクを最小限に留めたり、一定の条件で利益を確定することができます。

ストップ注文や、ストップオーダーとも呼ばれることがあります。

システムトレード

自動売買取引とも呼ばれ、過去のデータに基づいたパターンを見つけ出し、そのパターンに合わせて機械的・継続的に行うトレード手法のことを言います。

システムトレードのメリットは、大きく分けて3つあります。

メリット1 感情に左右されない。

ルールを徹底化することで、利益確定、損切りを判断してくれるので、欲深さが出てしまうことで生じるリスクを回避できます。

メリット2 24時間見張る必要がない

システムトレードを導入することで、システムが変わりに24時間マーケットを見ながら機械的、継続的にトレードしてくれるので、常にPCの前でマーケットの動向を追う必要がありません。

メリット3 プロの判断に従える

経験値の浅いFX初心者にとっては、取り引き確定のタイミングが分からなかったりもするので、システムトレードでは、プロのルールに従って確率の高いトレードを行うことができます。

スワップポイント

スワップポイントとは、2種類の通貨を交換する際に生じる金利差のことで、レバレッジと並ぶFXの醍醐味の1つです。

FXでは、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差に相当するスワップポイントを受け取れます。

その逆で、高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買うと、その金利差に相当するスワップポイントを支払うことになります。

(例)
日本円の金利1%で、アメリカドルの金利3%とします。この日にアメリカドルを購入したとすると、低金利(円)を売って、高金利(アメリカドル)を買ったことになります。これにより、3%(アメリカドルの金利)-1%(日本円の金利)= 2%(金利差)を受け取ることができます。

反対に、この時、アメリカドルを売ると、1%(日本円の金利)-3%(アメリカドルの金利)= -2%(金利差)を支払うことになります。

また、スワップポイントは、ポジションを持った日数に比例して受け取ったり、支払ったりします。金利の高い通貨を保持し続けていれば、その日数分、スワップポイントが受け取れるわけです。

スプレッド

FXには、売買手数料の他にスプレッドと言う手数料がかかります。

スプレッドとは、FX業者が提示する買値(Bid)と売値(Ask)の差額のことで、この差額がFX業者の利益となります。スプレッドは、各FX業者によって設定金額が異なり、差額の幅が狭い方がお得となります。

(例)
FX業者[A社]での為替レートが、買値が1ドルにつき105.05円で、売値が105.00円の場合、スプレッド(金利差)は、5銭になります。FX業者[B者]での為替レートが、買値が1ドルにつき105.10円で、売値が105.00円の場合、スプレッド(金利差)は、10銭になり、この場合、FX業者[A社]の方がお得となります。

近年では、売買手数料無料のFX業者も多く、スプレッドの差額の幅も均衡しているので、相対的なバランスを考えながら、より自分に合った業者選びを心がけましょう。

スキャルピング

FXの取引方法の1つで、1日に数銭〜数十銭の小さい利幅を狙って、何度も取引を行い利益を得ていく手法のことを言います。

ポジション保有から決済までの時間が数秒〜数十分と極端に短く、1回の利益や損失も少ないのが特徴です。

また、狙う利幅も狭いため、一般的には高いレバレッジになることもスキャルピングの特徴と言えます。

1回の取引額は小さいですが、売買回数を多くすることで、小さい利益を大きくすることができます。

反対に、1回で失う損失も小さいですが、回数を重ねるごとに利益が上げられないと、小さな損失がやがて大きな損失に繋がる恐れもあります。

テクニカル分析

過去の相場の値動きや時間などをグラフ化して、そのグラフをもとに、今後の値動きを予測する分析手法のことを、テクニカル分析と言います。

テクニカル分析には大きく分けて、トレンド系とオシレーター系の2種類があります。トレンド系は、文字通り相場の方向性を見極めるのに適した分析手法です。オシレーター系は、為替相場の、買われ過ぎや売られ過ぎなどの強弱の度合いを見極めるのに適した分析手法です。

一般的に、トレンド系は中長期予測に、オシレーター系は短期予測に用いられることが多いです。また、トレンド系は順張り、オシレーター系は逆張りに適した手法とも言えます。

テクニカル指標

売買のタイミングを予測する上で、チャート上のローソク足の動きを見ながら分析するテクニカル分析がありますが、そこから更に確度を増すために、用いる手法のことをテクニカル指標と言います。

テクニカル指標にはたくさんの種類がありますが、その中でも基本となってくるのが、相場のトレンドに乗って利益を得ていく「トレンド系」と、相場の買われ過ぎ、売られ過ぎと言った強弱の度合いを見ながら、その逆に動いて利益を得ていく「オシレーター系」になります。

どれも一長一短な部分がありますので、なるべく偏った分析は避けて、ローソク足、トレンド系、オシレーター系を上手に組み合わせた分析をすることで、より成功率が高まります。

ピップス(pips)

為替レートが変動するときの最小値をピップス(pips)と言います。ピップスの値は、通貨ペアにより異なってきますが、ドル/円の場合、0.01円、ユーロ/ドルの場合、0.0001ドルのようになります。

(例)
米ドル/円の買いで、80.50円から80.60円の値動きがあった場合、 10pips(0.1円)為替が変動した、と言った使い方をします。

レバレッジ

"レバレッジ(英語 leverage,gearing,levering)とは、経済活動において、他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。

原義は「てこ(レバー、lever)の使用」。レヴァレッジ、リバレッジなどカナ表記はいくつかある。レバレッジ効果、レバレッジ率などとも。ギアリングと呼ぶこともあるが趣旨は同じである。直訳すると「てこの原理」ということなのですが、FXで分かりやすく説明すると、 前提として 手元に1万円があったとします。又1ドル=100円であったとします。

この場合1万円では100ドルしか買うことができないのですが、 レバレッジを10倍にすることで100倍の10000ドルを買うことができます。

よって、レバレッジのシステムを利用することで少ない元手で大きなFX取引を行うことが出来ますが あくまでも手元にあるのは1万円なのですが為替が動き1万円以上の損が出る場合については強制的に決済がシステム上で働き取引が自動で終了するのが一般的です。

ロスカット

FXでは、預けた証拠金を大きく上回る損失が出ないような仕組みを導入しています。その仕組みの1つがロスカット(強制決済)です。

ロスカットは、有効証拠金が必要証拠金の20〜30%を割り込んできた際、FX業者が強制的に反対売買をして決済をすることです。

ロスカットが発動すると、基本的には現在の売り・買いの状況がいかなる場合においても強制的に決済が行われてしまい、取り引き終了となります。こうすることで、預けた証拠金以上の損失を防ぐことができます。

(例)
証拠金10万円で、1ドル120円の時に1万ドルを買ったとします。1ドル=113円になると、(113円-120円)×1万ドルで、7万円の損失になります。この時、証拠金10万円-損失7万円=3万円の有効証拠金となります。

証拠金に対しての有効証拠金が30%を下回ったので、ロスカットが行われ、強制的に取引は終了となります。

ロスカットを避けるためには、レバレッジを抑えたり、証拠金の額に余裕を持たせることが大事です。ロスカットの他にも損失を避けるために、追証(マージンコール)と呼ばれる仕組みがあります。

ロングとショート

FXでは、ロングは「買い」、ショートは「売り」を意味します。

(例)
米ドルを買って、円を売る取引を行うことを米ドルロングと呼びます。反対に、米ドルを売って、円を買う取引を行うことを、米ドルショートと呼びます。


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